100均カスタムと妄想食堂『ツーリング・マップル編』 |
ツアーパック・オーガナイザーという整理整頓用の部品をつけたことを書きました。
以前の記事はこちら⇒念願のツアーパック・ウォールオーガナイザーを取付ける
それだけでは収納的に足りなかったので、100均で買った物で使いやすくカスタムしてます。
少しリクエストがありましたので、どんな物かご覧にいれますね。
ツアーパック・オーガナイザーに入らないツーリング・マップルなど、
書籍を収納できるように壁面を使ったカスタムです。
A4サイズの本用のプラスチックケースを100均で買って来て、
マジックテープで固定しただけですが、でもこれがかなり便利なんですよ。
ツーリングマップルや観光パンフレットやツーリングスポットが掲載された雑誌、
その他の書類等を立てて収納できるので場所をとりません。
取り出しやすいしね。
そしてマップルの厚みとヘルメットが重なると
ツアーパックのフタが閉まらないといったことも無くなりました。
それもわりとストレスだったのですが、すっかり解放されました。
見栄え的にはどうかと思いますが、フタを閉めちゃえば見えないし(笑)
費用も数百円で済みますし、よければ参考にしてみてください。
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『ツーリング・マップル』
ツーリング・マップルというとボクはツーリングに必ず持っていくアイテムなのですが、
ツーリングには同じような地図を持っていくバイク乗りの方も多いと思います。
バイク乗り同士がルートを打ち合わせする時に、
お互いが自分の地図を出してきて広げる瞬間というのがボクは好きですね。
ツーリング・ライダー同士って感じがするからです。
それが使い込まれた地図だったりすると
『この人はたくさん走っていてツーリングが好きなんだろうな』ってうれしくなります。
そんな事を考えてたら、またまたいつもの妄想癖が出てきてしまいました(笑)
どんな妄想かといいますと・・・
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『妄想食堂 ツーリング・マップル編』
小さな道の駅で僕のバイクの隣に停めたヤマハの600ccは女性ライダーだった。
ABS付きのきれいな黒いフルカウル・モデル。
彼女がフルフェイスのヘルメットを取ると、
ショート・ヘアから見えるピアスの光と少し幼い顔立ち、そしてきれいな瞳が印象的だった。
前髪を気にしてミラーを見てる彼女に『どこまで行くの?』と尋ねると、
女神の名の付いた高原のワインディングだという。
それは自分の目的地と同じだった。
それなら一緒にどうかと誘うと彼女はにっこり笑ってうなずいた。
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あ、ここでのボクの妄想ではショートヘアのヤマハの彼女ちゃんは、
イメージ的には岐阜県多治見市出身の鈴木ちなみちゃんですね。
隣町の出身ってところが親近感がありますし、
うちのイェイイェイちゃんもちなみちゃんが出演してる
『めざまし土曜日』のトップ・オブ・ザ・ワールドを観るのを毎週楽しみにしてるんですよね。
それで妄想の続きですが・・・
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ルートを確認しようと僕がツーリング・マップルを開こうとすると、
彼女も自分のツーリング・マップルを取り出してきてページを開いた。
お互いのツーリング・マップルを見て、僕らはニッコリとした。
なぜなら僕と彼女のマップルは同じくらいにかなり使い込まれていたからだ。
『この地図、ずっと使っていて手放せないの』と彼女は恥ずかしそうに笑った。
ページの角は丸くなり雨に濡れたのか表紙も皺になってる彼女の地図。
僕のも似たようなものだ。
『私の走った想い出がたくさん詰ってるから、新しい地図が出ても変えられないの』
つぶやくように言うと、自分のマップルを閉じて彼女は僕のマップルを覗き込んだ。
僕はそれを聞いて彼女に好感をもった。
僕が今のマップルを買い替えない理由もまったく同じだったからだ。
ルートを打ち合わせながら指差す彼女の手には指輪が無い。
それを見て僕の胸はドキドキしだした。
いや、本当は彼女を見た時からそのショートヘアのキュートさにやられていたにちがいない。
『ずいぶんたくさん道を走ってきたみたい』と僕のマップルを見ながら彼女はいった。
『道を走るのとオートバイが好きだから、いつでもツーリングしてる』と僕は答える。
『いつもソロツー?』
そう聞いた僕の声は少し上ずっていたかもしれない。
彼女は微笑むと『いつもこの彼と一緒なの』とヤマハのタンクを指先で撫でた。
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ドリンクを飲み終えた彼女はヘルメットをかぶるとヤマハを軽くバックさせエンジンをかけた。
そして綺麗なUターンを決めると肩越しに僕を見てヘルメットを進行方向に振った。
『さぁ、行くわよ』とでも言うように。
そしてアクセルを一吹かし。
彼女の彼氏であるヤマハの4気筒が咆哮する。
まるで彼女を守る地獄の番犬ケルベロスのように。
『やばい、ブッちぎられませんように・・・』
彼女のバイクの上手さにあっけに取られていた僕は慌ててエンジンを掛けると
立ちゴケもエンストもしないようにと緊張してクラッチをつないだ。
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はい、という訳でどうでもいい妄想話を長々と書いてしまいました。
どうでもいい内容のわりにはけっこう長文の記事になっちゃった(苦笑)
またまたボーイ・ミーツ・ガール的な妄想話でしたが、ドキドキが足りないね。
でも鈴木ちなみちゃんのようなライダーもツーリング・マップルを持ってるかもよ。
それにしても、
『彼氏いるの?』ってちゃんと聞いといたほうがいいと思うけどな、ボクは。
でもはっきり聞けないんだよね(笑)
それが聞けたら苦労はしない、今回もまたまた妄想食堂
そういえば以前の妄想記事⇒バス待ち小屋