エレクトラグライド・クラッシック乗りの悲願 |
ボクの乗るFLHTCエレクトラグライド・クラッシックというのオートバイは、
ハーレーダビットソンのカウル付きツーリングファミリーの中では、
下の方のグレードのモデルです。
ボクはこのクラッシックにエボリューション・エンジンのモデルと、
現在のツインカム・エンジンのモデルと2代続けて乗っています。
しかも新車で買えず両方とも中古車ですけど(T_T)
この写真は以前のエボリューション・エンジンのクラッシックです。
この時は豊臣秀吉で有名な墨俣一夜城をバックにしてます(笑)
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それでツーリング系の一番上のグレードは、ウルトラと呼ばれる豪華装備のモデルです。
これぞハーレーのツアラー!というツーリングモデルの頂点と呼ばれ、
ハーレーと言えばウルトラを思い浮かべる方も多いと思います。
『FLHTCU ウルトラクラッシック・エレクトラグライド』
ツアラーモデルの頂点と言われるだけあって、ハイクオリティなオーディオ、フル装備のラゲッジスペース、そして足元に受ける風をカバーするロアー・フェアリングを併せ持つ最上級モデル・・・なんて書いてあります。
タンデムシートにもスピーカーが付いて、タンデマーとのインターコムが標準装備だったはず。
ウルトラいいよね、とっても価格も高くてボクには中古でも手が出ませんでした(涙)
そしてとても羨ましかったのが、足元の防風カバーの『ロアー・フェアリング』です!
これ、純正の部品ではメッチャ高価なんですよね!
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『クラッシックはロワー・フェアリングが無い』
クラッシックというグレードは一見ウルトラによく似ています。
パッと見はほとんど同じに見えますが、実はかなり違いますのよ、奥様。
エレクトラグライド・クラッシックは一番基本の『スタンダード』に、
後ろのツアーパックと呼ばれる箱とオーディオを付けただけなんです。
ウルトラから色々取り外してお買得にしたとは違うと思います。
『FLHT エレクトラグライド・スタンダード』
カスタムを楽しみたいならおススメ・・・と雑誌に書いてあります。
スタンダードだからオーディオも無いし、
サイドボックスのみ付いている基本的なモデルという事です。
初めてハーレーを買おうとした時に予算的にコレを買って、シート替えてオーディオ付けたら幾らになるかなって一生懸命計算しました。その頃はFLHXストリートグライドっていうモデルは無かったんです。一国オートにストリートグライドを先取りしたスタンダードのカスタム車があってメッチャ憧れましたね。
今のツインカムを買う時も、ストグラは新車はもちろん、中古でも高価だったなぁ。
『FLHTC エレクトラグライド・クラッシック』
雑誌にはお買い得なモデル・・・と書いてあるけどそうですよね(T_T)
ツアーパックとオーディオが付いたのでウルトラ買うよりお買い得というのは確かです。
でもスタンダードもクラッシックも足元の『ロアー・フェアリング』が有りません!
このクラッシックで走ってると足元の風はとても気になります。
冬の高速道路なんか足元から風がビュワーっと寒いし辛いし・・・。
そんな時『嗚呼、ロワーが欲しい』とか
『ウルトラだったら標準仕様なのに・・・』と思ってしまいます。
でもお買い得モデルだけあってクラッシックには付いていません。
そしてロワーフェアリングはメチャ価格が高い!
風除け部品というだけなのにね。
と言うわけでウルトラのように、
『ロワーフェアリングが欲しい!!』と言うのが、
エレクトラグライド・クラッシク乗りの悲願なんです!
ちなみにスタンダードもクラシックもカタログ落ちしてしまいました(涙)
近頃、ウルトラはますますスゴクなってますし、
さらにその上のCVOとかウルトラリミテッドいうグレードも当たり前になってきたようです。
価格が高すぎて縁が無いと思ってるから、詳しい事は知りません(笑)
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『前置きが長くなりました』
前置きが長くなってしまい大変申し訳ございません。
もうお分かりだと思いますが、
結局思い切って『ロワー・フェアリング』を買ってしまいました。
清水寺からジャンプして3回転半ひねりする位の思い切りで注文しちゃいましたよ。
先日のツーリングで走った時に、
やっぱり自分のハーレーって乗り心地いいなぁ!と再認識しました。
ハーレーに愛着がやはり有るんだと自分の気持ちを再認識したんですよ。
それで、もっと自分の為のハーレーにしたいという意欲が湧き上がってきました。
その為、長年検討していたロワーフェアリングを取り付け、
ツーリングに快適なオートバイへと仕上げようという気になりました。
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『自分で塗装しちゃう』
それで取り寄せたロワーフェアリングです。
少しでも費用を安くしたかったので、未塗装の物を買いました。
未塗装でも黒かったら、色も塗らずそのまま取り付けちゃおうとか思っていました。
でも、それはやっぱり甘かったです(T_T)
未塗装の製品は色はブルーグレーといった色でした。
とてもそのままでは無理です。
ボクの黒いクラシックとは違和感ありまくりですね。
仕方無いので、少しでも安くあげようと自分で塗装する事にしました。
(プロに依頼するような予算はありませんから・・・)
ちなみに自分で塗装なんて面倒な事は、今までやった事はありませんよ(笑)
それで、何で塗装したかと言うと、『缶スプレー』で塗りました。
ま、色も黒一色だしなんとかなるでしょ・・・って適当な性格丸出しですよ。
一応ネットでやり方をざっと調べましたが、難しい所はかなり省略しました(笑)
一応プラサフを吹いて・・・適当なボクでもそれくらいはします(笑)
その後は黒色に缶スプレーで塗装していきます。
適当なやり方ですし、お恥ずかしいので写真はほとんどありませんよ(苦笑)
11月も前半だというのに全国的に真冬並みという気温の中、
この寒い屋外で一人寂しく、適当に塗装していました。
この塗装のポイントは『自分がどれだけ妥協できるかだな』・・・と思いつつ、
缶スプレーをシューっと吹き続けた休日の午後でございました。
ちなみに午前中は定休日だけど仕事でございました。
お客様あっての商売でございます。
適当な缶スプレーによる塗装もなんとか終えまして、
最後に『ウレタンクリヤー』を仕上げに吹き付けました。
イマイチな仕上がりもウレタンスプレーさえしておけば、
かなり誤魔化せると思ったからです。
結果はウレタンスプレーはしておいて良かったです。
というか、してないとかなりヤバイ仕上がりです(>_<)
陽も落ちてきた頃なんとか塗装作業も終わりました。
でも、やっぱり外での作業は大変ですね。ホコリや虫が塗装面に付いたり(苦笑)
まぁ、自分でやった事ですからね・・・。
仕上がりはしっかりと妥協させていただきました(苦笑)
未塗装の状態で取り付けるよりは数倍マシという事で(*^ー゚)b
当初の目的である『費用を安くおさめる』という事はクリヤーしましたしね。
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『やっと取り付け』
それで後は、塗装の終わった部品を取り付けです。
このエンジンガードのパイプの所・・・クラシックは何も付いていないでしょ。
ここの所に・・・そりゃ!
っと、こんな風に取り付ける事が出来ましたよ。
後ろから見た所ですが・・・えいっ!
上の方はグローブボックスになって物が収納出来る様になっております。
便利ですねぇ、風が防げるだけでもボクは充分ですけどね。
おかげ様で長年の想いが成就しました。
今まで本当に長かった・・・しかも自分で塗装までして大変だったです。
取り付けも英語の適当な説明書で何度かやり直しをしたり・・・。
へ~、こんな風に取り付けてるんだって初めて知りましたよ。
写真ではわりとキレイに見えますが、
仕上がりは適当なボクの性格がバッチリ出た結果となりました。
現物はあまり細かい所は見ないで欲しいというのがボクの願いです(笑)
しかし、これでやっと悲願のロワーフェアリングを取り付ける事が出来ました。
安く上げる為に自分で塗装までする羽目になりましたが、
コレでやっと風を防げると思うと感慨深いですね。
今までの道のりが走馬灯のように甦ってきます(笑)
これで、
この冬から風を避けて走れると思うと苦労して良かったと思いますが、
まだロワーフェアリングを取り付けてから、走っていません(笑)
すごく劇的な効果があるといいなと期待してますし、
その効果を確かめに早く走りに行きたいと思います。
それにしても寒い中、外で作業してるとけっこう疲れますね(寒)
すっかり冷えちゃいました。
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『BGMはブルース・スプリングスティーン』
Born To Run ブルース スプリングスティーン&Eストリートバンド
寒い外で作業してた時、ずっとブルース・スプリングスティーンを聴いていました。
久しぶりに聴いたなぁ。
『俺たちは走るために生まれてきたんだ・・・』
なんだか中学生の頃を思い出しますね。
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あとは防風対策として、
このサイドウインド・デフレクターという部品を取り付けたいですね。
これを付けたら、中も外もひとまず自分の理想の形になります。
でも見た目はほとんどノーマルですね。
装飾的カスタムには今のところあまり
あ、ブレーキとクラッチレバーを使いやすい物に交換したかったんだ。
やっぱりいろいろキリがありませんね(苦笑)